JavaScriptではvarで変数宣言するのであまり型を意識しないかもしれませんが、 内部的には以下の型が自動で判定されて使用されています。
JavaScriptの型一覧
JavaScriptには以下の型があります。
型名 | typeofの戻り値 | メモ |
---|---|---|
数値型 | number | 整数型と小数点型の区別は無い。 通常の数値以外にもNaN、Infinity、指数表記も数値型となる。 |
文字型 | string | 任意の文字 |
真偽型 | boolean | true/false |
関数型 | function | 関数 |
参照型 | object | 上記以外の型。配列も含まれる |
型を調べる
型を調べたい時は、typeofに変数を渡すと型名を返してくれます。
例)typeofの例
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 |
//数値 var a = 123; alert(typeof a); →"number" //文字 var a = "123"; alert(typeof a); →"string" //真偽 var a = true; alert(typeof a); →"boolean" //配列 var a = ["a", "b", "c"]; alert(typeof a); →"object" //関数 var a = new Function("x, y", "return x+y"); alert(typeof a); →"function" //null var a = null; alert(typeof a); →"object" //未定義の場合 alert(typeof a); →"undefined" |
解説
- nullは値が存在しないことを明示的に設定するために使います。
- undefinedは何も定義されていない状態です。