Ajaxでデータを取得するサンプルです。
サンプルソース
例)ボタンを押すとAjax通信を行い、結果をコンソールに出力する
- (test.txt)
- この文字列が返ります。
- (結果)
- この文字列が返ります。
ここでは固定のテキスト文字列をそのまま受け取っていますが、通常はphpやサーブレット等にAjax通信を行って処理結果を受け取ります。
$.ajaxのパラメータ
Ajax通信を行う時の振る舞いやデータを指定します。
url | リクエストの送信先URL |
type | HTTP通信の種類を指定する ("POST" or "GET")※デフォルト値は"GET"です。 |
dataType | サーバから返るデータ形式 省略時はMIMEタイプ等から自動判別される。 ("text" "json" "jsonp" "xml" "html" "script") |
data | サーバに送信する値 オブジェクトでも文字列でもOKです。 |
username | 認証が必要な時に使用するID |
password | 認証が必要な時に使用するパスワード |
contentType | サーバ送信時のcontent-typeヘッダ。 未指定時は"application/x-www-form-urlencoded"。 通常は特に指定する必要はない。 |
async | 非同期通信とするかどうか (true:非同期通信(デフォルト) false:同期通信) |
cache | 通信結果をキャッシュするかどうか (true:キャッシュする false:キャッシュしない) |
timeout | タイムアウト時間を指定する(ミリ秒) |
$.ajaxのコールバック関数
Ajaxから結果が戻ると、状況に合わせたコールバック関数が呼び出されます。
beforeSend | Ajax通信が行われる直前に呼ばれる ※falseを返すとAjax通信がキャンセルされる |
success | Ajax通信が成功した時に呼ばれる ※非推奨 (引数に渡される値) 第1引数:サーバが返した値 第2引数:通信内容文字列 "success", "error", "timeout", "notmodified", "abort", "parsererror" 第3引数:jqXHRオブジェクト |
error | Ajax通信でエラーが発生した時に呼ばれる ※非推奨 (引数に渡される値) 第1引数:XMLHttpRequestオブジェクト 第2引数:エラー内容文字列 "error", "notmodified", "parsererror", "timeout" 第3引数:補足的な例外オブジェクト |
complete | Ajax通信が完了した時に呼ばれる(success/errorの後) ※非推奨 (引数に渡される値) 第1引数:XMLHttpRequestオブジェクト 第2引数:エラー内容文字列 "success", "error", "timeout", "notmodified", "abort", "parsererror" |
success, error, completeは非推奨です。
代わりに上記サンプルのように.done .fail .alwaysを使用してください。
解説
- コールバック関数に渡されるオブジェクトには多くの情報が入っています。中身を確認したい時は、console.logで出力すると簡単に確認できます。
- 通信結果がエラーとなってしまう場合は、以下ページを参考にしてみてください。
[JavaScript] Ajaxの戻りステータスがエラーとなる場合の原因